児童発達支援事業

子ども達が元気になれる3つのポイント

弱み、苦手を補うのではなく、強み、得意を伸ばす

苦手なことを克服しようとするにはかなりのエネルギーを必要とします。

「できない」を続けるのはつらいことです。

得意なことを伸ばすことで、「できる」が体験できます。

「できる」体験は、「うれしい」、「楽しい」、を生み、やらされるのではなく、自らの意思で「やりたい」、「もっとやりたい」を育て、その後の「やってみたい」につながります。

この感覚の癖を付けることで、「できない」を「やってみたい」に転換することができます。

苦手意識というのは、過去の経験から生み出されます。

特に幼少期の経験が影響していることは周知の事実です。

できない ⇒ やってみたい ⇒ できた

このサイクルが無意識に習慣化できる

      ⇓

「うれしい」、「楽しい」

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日々の「ワクワク感」を生むことができます。

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「ワクワク感」は、脳内から出される3大幸せホルモンの1つである「ドーパミン」を増やします。

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「ドーパミン」により、運動・学習・感情・思考などの心と体の機能を高め「やる気」につながります。

これらを自然に身に付ける活動を行っていきます。


自然と触れ合い、楽しむ

一般的に、自然が良いことはわかっています。

自然の空気が良い。
自然の景色が良い。
自然の食べ物が良い。
自然体で良い。

なぜでしょうか?

それは、手が加えられていないものだからです。

手が加えられているとは、加工品のことです。
いわゆる、人工的であるということです。

現在の世の中では、加工品でないものを探すほうが困難になっています。

その中で、原点である自然を知り、感じることはとても重要なことだと考えます。

自然の中で、五感をフル活用していただきたいと思います。

  • 自然の色、景色を観る。
  • 自然の音を聴く。
  • 自然のものに触れる。
  • 自然の食材を味わう。
  • 自然の匂いを嗅ぐ。

そして、自然に体を動かし。

自然に楽しむ。

そんな療育を大切にしたいと思っています。


感覚統合あそび

大きな音が苦手、人が多いと部屋から出ていきたくなる、じっと座っていられない、手先が不器用など、子ども達の行動や生活における弱さや過敏さは、意識して行動しているのではなく、無意識に、反射的に行動に出ています。

その「無意識」を支援者が意識して働きかけることで、弱さや過敏さが改善される方法があります。

くすぐりっこや手遊びなどのスキンシップ遊び、ブランコや平均台などバランスを意識する遊びなど、個々の体力や過敏さや弱さに合わせて、全体で、個別で、支援していきます。

遊んでいるだけ?

 はい。

子ども達にとっては遊びの一環です。

支援者側が目的を持って遊ぶことで過敏さが和らぎ、体力がつき、生活リズムが安定し、落ち着いて過ごす時間が増え、子ども達の「生きやすさ」につながることを目標にしています。

地域のコミュニティに触れ合う

人に慣れるというのはとても難しいことだと思います。

特に現代の人間社会において、人とのつながりの希薄化を考えれば当然のことだと思います。

そんな時代だからこそ、私たちは地域の活動、つながりを大切にしていきます。

老若男女が集う地域のコミュニティに参加することで、子供は子供の世界だけでなく、大人と協力して同じ目的に向かい活動することができます。

これは、人間社会を知る良い機会になると考えます。

子供、大人の区別ではなく、自分の役割に気付けます。

集団生活に慣れ、その中での表現の仕方を覚えることもできます。

人に必要とされる体験、感謝される体験ができます。

ご家族、支援者以外から褒められる体験ができます。

これらの体験により、生きていくうえでの必要なコミュニケーション能力を、個人に合わせて高めていきたいと思います。


どんなことをするの?(支援内容)

誰もが生き生き活きとした未来を実現するために「①健康・生活」「②運動・感覚」「③認知・行動」「④言語・コミュニケーション」「⑤人間性・社会性」の

5つの領域を入り口に、包括的に関連しあいながら、年間を通じて毎日の小さな「やってみたい!」を「できた!」にする活動を心掛けています。

5領域に対応した活動紹介

 

朝の会

 朝の会では。1日のスタートとして、11人の特性に合わせながら、言葉かけや手を添えて、小さな習慣を積み重ねていく事で、身辺自立や必要な筋力の向上を   目指しています。何気ない日常の1コマにも、小さなトライを大切にしています。

活動の流れ

活動のねらいと得られる5領域の効果 

入室 あいさつ

       荷物整理 連絡帳・水筒を所定の位置に置く

個別の課題 運動

 

椅子運び 各自一列に椅子を並べる

着席

歌・ふれあい遊び

点呼 

 

絵本 読み聞かせ

   絵本に合わせ真似をする場合もあり

        シール貼り   

水分補給

トイレ・オムツ確認

活動準備 

 

準備ができた人から退室・玄関へ

挨拶する④・⑤

荷物整理の習慣化。①・③

手押し車や踏み台昇降、でんぐり返しなど、決められた

個別の課題を日課として行い体力の向上。①・②

椅子を運ぶ体力できた椅子を並べる認識。②・③

全員座るまで待つ。揃って開始になる。③

仲間や大人とのふれあいを歌に合わせて真似る。②④

名前を呼ばれたら 皆の前に出る。バランスを取りながら台に乗り、

名前を呼ばれたら手を挙げて「はい」と返事をする。③④

静かに聞く。③

真似や、声を合わせて呼びかけ、返事をする③・④

        椅子を机に移動させ、各自カレンダーにシールを貼る。③

自分の水筒を出して水分補給①

オムツの確認、オマルやトイレの使用、履き替え。①

お散歩の場合はリュックに水筒を入れる。①

室内活動は椅子を水筒、椅子の片付け。①

靴を履き、自分の荷物を持つ。①

 

 

お散歩

 自然から学ぶことを大切にするために、トライ☆アングルではお散歩を積極的に取り入れています。目的地に向かって歩くだけではなく、

むしろその行程を楽しみながら歩くことで自然に体力が付き、気になったものを語り合い、ご近所の方と交流し地域社会の中で育つ大切な

機会だと捉えています。

 

お子様の年齢や体力に合わせ、五感をフル活用しながら、四季折々の自然を満喫します。

お散歩

活動の流れ

活動のねらいと得られる5領域の効果

天気やメンバーに合わせて10ルートあるお散歩コースを

決め、歩く。

約束をして、手をつなぎ安全を確かめながら移動する。

 

ご近所の方と出会ったときは、挨拶をする。

公園に行き遊具を使って遊んだり、広場で仲間や大人とかけっこを

したり、体を思い切り動かす。

 

四季折々の風や花、虫や鳥、石などを見つけたものや感じたものを

仲間や大人たちと分かち合う。

 

昼食時間に合わせて帰る。

午前中にしっかり全身を動かす。①・②

歩くことで基礎体力が付く①・②

仲間と同じペースで歩く③・⑤

交通ルールを守る。⑤

地域の方と交流する。④・⑤

五感で自然を楽しむ。②

日常生活の動作とは違う動きを楽しむことで運動能力が上がる。②

遊具の形や大きさ、動きを認識して遊ぶ。③

仲間と分かち合い、伝え合う。④

自然とふれあうことで、五感が刺激される。②

 

時間に合わせて活動を切り替える。③

 

 

 

土遊び、どろんこ遊び

         どろんこ遊びは免疫力を高め、五感をたっぷりと刺激し、仲間と関わる中でコミュニケーション能力を高め、心の成長を

促すことが出来ます。 また、自由に形を変えられることから、無我夢中に遊ぶ中で創造力や集中力も自然と伸ばすことが

出来る体験です。

トライ☆アングルでは土遊び、どろんこ遊びを出来る庭があり、気候や安全に配慮して取り組んでいます。

 

 

 土遊び、どろんこ遊び

活動の流れ

活動のねらいと得られる5領域の効果 

土遊びの準備 トイレ・着替え・靴を履くなど

 

土遊び・どろんこ遊び

 土を掘る

 水や土を運ぶ

 

土をこねる

 土をふるい、サラサラにする

 ままごとや、ごっこ遊びをする

 お団子をつくる

山、トンネルづくり

 など    

 

昼食時間(または帰宅時間)に合わせ片付け、手洗い、着替え

部屋に戻る。

身支度や荷物整理をする①

 

五感を刺激する② 

道具を使う③ 力加減や筋力を養う②

運ぶためのバランス感覚を養う。②

仲間と協力する④・⑤

力加減や、水と土の混ざり具合を確かめる③

複雑な地形の上で立つ、座る、姿勢を保つ②

仲間と交流する。役割を決めて楽しむ。④・⑤

自由に形を変えられることを楽しむ。③

想像力を刺激する。自分の考えた形を作る。③

 

 

手足を洗い、身支度や荷物整理をする①

 

 

 

 

  1. 日常生活における基本的な動作の指導。知識や技能を与えたり、
  2. 集団生活への適応訓練、その他必要な支援を、発達の元になる未就学児に行います。
  3.  
  4. トライ☆アングルでは、公園や専用の遊び場で自然を楽しむ活動を時に過ごします。
  5. 自由な外遊びで自然に触れて「うれしい」「たのしい」を仲間と分かち合います。

 

  1. ・お散歩
  2. ・ハイキング
  3. ・収穫体験
  4. ・自然遊び
  5. ・昔遊び
  6. ・感覚統合活動 など

利用詳細

平日(月曜〜金曜)/10:00〜17:30


日中一時支援の利用もできます。

定員/ 10名 (児童発達、放課後等デイサービスあわせて)

お昼ご飯/お弁当持参または、希望者は実費で昼食を提供しています。

※食事に関するアレルギーがある方は、

アレルギー対応を出来るだけ配慮しますので、一度ご相談ください。


3つのサービス

  1. ○ご自宅まで送迎します。
     各務原市内、坂祝町内の方はご自宅まで送迎します。
  2.  市外の方についても可能な限り対応します。一度ご相談ください。
  3. ○施設外活動が毎週1回あります。
    ○近隣の公園や専用の広場や山など、季節を楽しむ場所に足を運びます。

余暇活動

私たちが大切にしたいのは、「うれしい」「楽しい」を分かち合う喜びを少しづつ重ねていくこと。創作活動や音楽活動、簡単なお菓子作りなど、季節の行事に関連付けた「日常プラスα」な日を考えていきます。


地域を作るボランティア活動

「障害のある子は、地域で育てよう」とよく言われました。

でも、現実は中々、、、

 見せない

 見ない

 見たがらない

といった現実があります。

「顔が見える関係を築く」

・おはようと挨拶をする

・大きくなったねと認め合う

・同情、心配される相手ではなく

地域で共に暮らす仲間として「顔を知って欲しい。」そのためのボランティア活動。

個別活動

じっくり丁寧に関わることで、身辺自立や、運動、言葉に関する支援をゆっくり確実に体得できるように個別活動の時間を設け、計画的に支援していきます。

畑作業のボランティア

八木山地区の社会福祉協議会で、毎週金曜日の午前、ささえあいの畑で畑作業のボランティアを続けています。

70代のボランティアグループに参加し、世代間交流と居ても良い場所を仲間と楽しむ。

顔が見える関係

障害があっても、障害がなくても、日々生活している者同士が小さな「ありがとう」を言い合える機会を作る。

それがボランティア。

ボランティア以外にも…

市内のお店で外食の日、ランチの日を計画しお出掛けをする。

市内のお店で、お弁当のお買い物をします。

「自分で考えて選ぶ」

無理せず楽しみに続ける

受け入れOKの場で、家族・支援者以外の人と交流することで、各自の地域との付き合いの練習をすることを目的とする。


1日の流れ

※ お子様により、午前の活動または、午後の自由遊びの時間帯に、個別支援活動を計画的に組み込んでいます。

児童発達支援事業とは

児童発達支援事業とは、児童福祉法に基づくサービスの一つです。早期に必要な指導支援を受け、将来的な本人の負担を軽減するために、障害名の有無に関わらず、発達の遅れが気になる就学前のお子さま(1〜6歳)に対して、将来的なご本人の負担を軽減するために、早期に必要な支援を提供しています。

ご利用者負担額

児童福祉法に基づく児童発達支援事業として運営しているため、サービス利用料金の自己負担額(1割負担)でご利用できます。

ただし、世帯の所得に応じて「利用者負担上限月額」が設定されています。

  • 市町村民税 非課税世帯 0円
  • 市町村民税 所得割28万円未満のご家庭 4,600円
  • 市町村民税 上記以外のご家庭 37,200円

<例>
負担上限金額4,600円の方が、1日(1回)1,100円のサービスを1ヶ月中に平日15回(15日間)ご利用いただいた場合…
1,100円×15回(15日間)=16,500円となりますが、ご利用者様がお支払いいただく実費額は、上限の4,600円になります。


ご利用方法

1.お問い合わせ・ご相談

メール、お電話でどんな些細なことでもまずはお問い合わせ・ご相談ください。

2.ご見学・体験サービス

ぜひ一度、トライ☆アングルにお越しいただき、ご見学ください。できましたらお子様もご一緒に来ていただけると、尚良いです。 実際に支援サービスを体験していただき、お子様に合うかなどご判断ください。


3.お住まいの市町村での手続き

各市区町村の受給者申請がお済みでない方はには、お手続きの方法などをご案内します。

4.個別支援計画の作成・ご契約

受給者証を取得しましたら、当事業所へ持参のうえお越しください。 専門スタッフがヒアリングを行い、今後の支援計画をご提案させていただきます。


5.ご利用開始

いよいよサービス開始となります。明るい笑顔がいっぱいになるよう、スタッフ一同誠心誠意頑張ります。


アクセス方法

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トライ☆アングル 鵜沼

住所/各務原市鵜沼朝日町3丁目187番地7

電話/058-372-5547

営業時間/10:00〜17:30

休業日/土曜・日曜・祝日・お盆・年末年始