放課後等デイサービス
学齢期に大切な3つのポイント+1
弱さや過敏さをもつ子ども達の育つスピードは、ゆっくりです。だからこそ、家、学校プラス1の居場所として、個々の出来ることに目を向け、そこから広がる可能性を探り、紡いでいくことで「出来た!」を喜び合える関係を築ける場所になりたい。
学齢期に大切にしてほしいことは、卒業後の生活の見通しを持ち、いっぱい遊ぶ、仲間や地域の人と交流する、学ぶことを楽しむ。それらが、社会に出たときの土台となると信じています。
遊ぶ
地域の仲間と関わる
学ぶことを楽しむ
遊ぶ(感覚統合活動)
大きな音が苦手、人が多いと部屋から出ていきたくなる、じっと座っていられない、手先が不器用など、子ども達の行動や生活における弱さや過敏さは、意識して行動しているのではなく、無意識に、反射的に行動に出ています。
その「無意識」を支援者が意識して働きかけることで、弱さや過敏さが改善される方法があります。
くすぐりっこや手遊びなどのスキンシップ遊び、ブランコや平均台などバランスを意識する遊びなど、個々の体力や過敏さや弱さに合わせて、全体で、個別で、支援していきます。
遊んでいるだけ?
はい。
子ども達にとっては遊びの一環です。
支援者側が目的を持って遊ぶことで過敏さが和らぎ、体力がつき、生活リズムが安定し、落ち着いて過ごす時間が増え、子ども達の「生きやすさ」につながることを目標にしています。
地域の仲間と関わる(ボランティア活動)
ボランティアは幅広い世代と交流でき、普段できないような体験ができることと、知識や考え方の幅が広がること、感謝の言葉がもらえるなど交流する地域社会づくりを促します。
その中で、子ども達も支援される側ではなく「出来ることをやる」というスタンスで、かかわっていく場所を考えています。
トライ☆アングルでは、学童さんの長期休暇の期間に各務原市内の農家へ収穫体験や軽作業などをお手伝いすることと、社会福祉協議会八木山地区での活動に継続的に参加します。
家や学校以外の場で、挨拶やちょっとした会話ができる仲間、「ありがとう」と笑顔を交わす仲間がいる地域で暮らせるように、ボランティア活動を続けていきます。
学ぶことを楽しむ
小学生になったら「18の春」を意識した療育が必要です。
18の春とは、高校卒業の時。学校を卒業して新たなステージに大きく転換するときです。
その時までに、家で学び、学校で学び、地域で学び、療育で学び、一歩を踏み出せる力(心と体と知恵)をつけていく事で、
自分で選んだ道を、新たなステージに期待でワクワクしながら進める人になって欲しいと考えています。
そのために、トライ☆アングルでは「18の春を笑顔で迎えるための学び」を目的とした療育を、学年や発達に応じて提供していきます。
・小学生のうちに必要な「学び」があります。
→子供の個性をつかみ、好きを得意にする。
人が好き、数字の記憶力が良い、時間に正確、細かい作業が好き、等
・中学生のうちに必要な「学び」があります。
→挨拶や、身だしなみなど、自立の基本を身につける。
・高校生のうちに必要な「学び」があります。
→実際に仲間とお手伝いや創作活動を行い、楽しみながら続ける力を身につける。
◎ お子さんに添った「18の春を笑顔で迎えるための学び」を行います。
● 一人一人の強みをさらに強くします。
● 一人一人のペースと内容をプランニングします。
● 一人一人の好きな事、楽しい事を一緒に探します。
その他
発達につまづきや弱さのある子ども達は「言葉による指示」だけでは理解しにくい場合があります。
「少しちょうだい」「あとでね」など、何気なく使ってしまう言葉で、その量や時間がわからないためにパニックの引き金になっているかもしれません。
そんな弱さを持つ子ども達には視覚からの指示「見える指示」を言葉と一緒に使うことで、「今、自分が何をすればいいか」がわかることによって、落ち着いて過ごすことが出来ます。
発語の力が弱い子ども達には、段階を踏んで何度も繰り返すことで言葉の理解や発語を促します。
また、子どもからの要求を伝えるなどコミュニケーション能力を促すこともできます。
どんなことをするの?(支援内容)
日常生活における基本的な動作の指導。知識や技能を与えたり、
集団生活への適応訓練、その他必要な支援を、繰り返し行います。
トライ☆アングルでは、見通しをもって、遊ぶ、交流、学ぶを積み重ねる場にしていきます。
・感覚統合活動
・自然遊び
・昔遊び
・ボランティア活動
・収穫体験
など。
利用詳細
平日(月曜〜金曜)/下校~17:30
長期休暇(月曜〜金曜)/10:00〜17:30
定員/ 10名
(児童発達、放課後等デイサービスあわせて)
お昼ご飯/お弁当持参または、
希望者は実費で昼食を提供しています。
※食事に関するアレルギーがある方は、
アレルギー対応を出来るだけ配慮しますので、
一度ご相談ください。
3つのサービス
- ○ご自宅まで送迎します。
各務原市内、坂祝町内の方はご自宅まで送迎します。 - 市外の方についても可能な限り対応します。一度ご相談ください。
- ○施設外活動が毎週1回あります。
○近隣の公園や専用の広場や山など、季節を楽しむ場所に足を運びます。
余暇活動
私たちが大切にしたいのは、家と事業所の往復だけの生活ではなく、創作活動や音楽活動、簡単な料理など、季節の行事に関連付けた「日常プラスα」な活動を考えていきます。
地域を作るボランティア活動
「障害のある子は、地域で育てよう」とよく言われました。
でも、現実は中々、、、
見せない
見ない
見たがらない
といった現実があります。
「顔が見える関係を築く」
・おはようと挨拶をする
・大きくなったねと認め合う
・同情、心配される相手ではなく
地域で共に暮らす仲間として「顔を知って欲しい。」そのためのボランティア活動。
畑作業のボランティア
八木山地区の社会福祉協議会で、毎週金曜日の午前、ささえあいの畑で畑作業のボランティアを続けています。
70代のボランティアグループに参加し、世代間交流と居ても良い場所を仲間と楽しむ。
顔が見える関係
障害があっても、障害がなくても、日々生活している者同士が小さな「ありがとう」を言い合える機会を作る。
それがボランティア。
ボランティア以外にも…
市内のお店で外食の日、ランチの日を計画しお出掛けをする。
市内のお店で、お弁当のお買い物をします。
「自分で考えて選ぶ」
無理せず楽しみに続ける
受け入れOKの場で、家族・支援者以外の人と交流することで、各自の地域との付き合いの練習をすることを目的とする。
利用するには?
誰が利用できますか?
小学生・中学生・高校生が利用できます。
市区町村が発行する「福祉サービス受給者証」が必要です。お住まいの市区町村の福祉課で利用申請ができます。
聞き取り調査があり、お子様の状態に合わせて利用できる日数が違います。
利用できる時間は?
平日(月~金)の下校~17時30分です。
長期休業 10時~17時30分です。
1日の流れ
長期休暇中、学校休業日
平日(月〜金)の放課後
放課後デイサービスとは、児童福祉法に基づくサービスの一つです。学齢期に必要な指導支援を受け、将来的な本人の負担を軽減するために、障害名の有無に関わらず、発達の遅れが気になる児童生徒に(7〜18歳)に対して、将来的なご本人の負担を軽減するため、卒業後の生活を見据えて、必要な支援を提供しています。
ご利用者負担額
児童福祉法に基づく放課後等デイサービス事業として運営しているため、サービス利用料金の自己負担額(1割負担)でご利用できます。
ただし、世帯の所得に応じて「利用者負担上限月額」が設定されています。
- 市町村民税 非課税世帯 0円
- 市町村民税 所得割28万円未満のご家庭 4,600円
- 市町村民税 上記以外のご家庭 37,200円
<例>
負担上限金額4,600円の方が、1日(1回)1,100円のサービスを1ヶ月中に平日15回(15日間)ご利用いただいた場合…
1,100円×15回(15日間)=16,500円となりますが、ご利用者様がお支払いいただく実費額は、上限の4,600円になります。
ご利用方法
2.ご見学・体験サービス
ぜひ一度、トライ☆アングルにお越しいただき、ご見学ください。できましたらお子様もご一緒に来ていただけると、尚良いです。 実際に支援サービスを体験していただき、お子様に合うかなどご判断ください。
4.個別支援計画の作成・ご契約
受給者証を取得しましたら、当事業所へ持参のうえお越しください。 専門スタッフがヒアリングを行い、今後の支援計画をご提案させていただきます。
5.ご利用開始
いよいよサービス開始となります。明るい笑顔がいっぱいになるよう、スタッフ一同誠心誠意頑張ります。